テレワーク・在宅勤務って気が散ってしまって仕事に集中できない。
確かにサボりたくなる誘惑が多い。
テレビを観たくなったり、ベッドに寝ころびたくなる。
仕事のパフォーマンスを維持する為の無理のない自己管理方法のヒントとして
次の5項目を紹介する。
- 規則正しい時間割
- 朝の行動の習慣化
- 仕事に集中できる環境づくり
- 気分転換
- 仕事後のプライベートな予定をいれる
規則正しい時間割
普段は会社に通勤している人が在宅勤務になると次の点が大きく変化することに気付く。
- 朝起きる時間が遅くなる。
例えば毎日の通勤時間に1時間をかけている人。
お化粧をしっかりとして出勤する人。
そういった時間が必須ではなくなる為、普段よりも起床時間が遅くなる。
- 始業時間、終業時間があいまいになってしまう。
始業の直前までテレビを観てしまったり、始業時間を過ぎてもまだテレビがついていたり。
同僚と一緒に行動しないので、ランチの時間や休憩時間がいつもよりも長くなってしまう。
- 就寝時間が遅くなる。
次の日の朝に通勤がないから、つい夜更かししてしまう。
肉体的な疲れが少なく、寝つきが悪いかもしれない。
自己管理方法のひとつめはできるだけ普段の生活リズムを変えないこと。
普段は、朝起きて出勤をする行動によって脳や体が活性化されて、会社に着く時間には仕事に取り掛かる生活リズム、体内時計ができている。
また上司や同僚と行動を伴にしていることでルーティン化した行動リズム、反射的な動作もある。
普段の生活と在宅勤務の「変化点」を少なくすることが自己管理するヒントになる。
次に、始業前となる朝の行動の習慣化について紹介する。
朝の行動の習慣化
上に述べた様に会社に出勤するという行動はそれが電車通勤であろうとクルマ通勤であろうと、その行動と時間によって脳や体が活性化され、会社に着く頃には仕事に取り掛かるモードにセットされた体内時計ができあがっている。
7時におきて朝食を摂り、8時に家を出発して9時に会社に着いている人は、その2時間タイマーが9時からの始業でアタマが動き出す様にプログラムされている。
在宅勤務でも同じく9時から仕事を始める為には、この2時間タイマーを作動させることが仕事のパフォーマンスを維持する自己管理方法。
在宅勤務のメリットのひとつはこの通勤時間が往復で「浮く」こと。
しかし逆にこの浮いた時間が、サボりの誘惑になってデメリットにもなり得る。
六兵衛からの提案は、この浮いた時間を有効活用してエクササイズやジョギング、散歩をする。
普段の通勤する行動によって費やされるカロリー、血流と同等またはそれ以上の運動によってタイマーを作動させて、始業時間には脳や体を活性化させてベストコンディションに。
この機会に真剣にダイエットやボディメイクを始めるのも良いとおもう。
仕事に集中できる環境づくり
仕事へのやる気や集中力は、五感に働きかけることによって調整できる。
在宅勤務の困りごとを五感に仕分けてみると
- 視覚;テレビやベッドなどが「サボり」誘惑をする。
- 聴覚;家族の生活音や道路工事の音が集中力を削ぐ。
- 触覚;クッション、カーペット、自宅のスリッパ、部屋着の肌触りが「癒し」モードに導く。
- 嗅覚;家庭料理の匂いに気が散り、自分の部屋の香りに落ち着いてしまう。
- 味覚;会社で飲んでるお茶やコーヒーと味が仕事モードを再現しない。
これらへの対策は次の様なものがある。
- 視覚;できればテレビもベッドも無い部屋で仕事をする。
それが無理ならばテレビを布で隠す。ベッドカバーをかける。
- 聴覚;ノイズキャンセリング機能付きヘッドホン・イヤホンを使う。
好きな音楽を聴きながら仕事しても良し。※会社じゃできない!
- 触覚;少なくともシャツやブラウスは会社に出勤するものを着る。
- 嗅覚;アロマオイルやインセンスで集中力を高める。
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- 朝いちのモチベーションあげるにはペパーミント
- ランチ後の集中力アップにはローズマリー
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- 味覚;例えば会社で飲んでいるものと同じものを自宅に用意する。
あるいは自分がモチベーションを上げることができる味のものを常備する。
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- 酸味が強めのキリマンジャロコーヒーをブラックで。
- コクがある濃厚なアッサムティーをミルクティーで。
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自宅という環境は職場との「変化点」をアジャストするのは難しい。
少し意識した行動と方法が必要であるが、会社では出来ない楽しめる集中力アップ方法もある。
気分転換
普段の職場では意識していなくても気分転換になっている行動は何だろうか。
同僚とのたわいもない雑談。ランチの時間。
出勤や退社後のカフェタイムや飲み会で愚痴を聞いたり、聞いてもらったり。
外出自粛要請の期間中はあまり頻繁に会えないので、ストレスもたまる。
在宅勤務とはいえ、勤務時間中に携帯電話で長電話はできないが、SNSやチャットで同僚と繋がることは精神衛生上たいせつなライフライン。
上に述べた様に、普段なら通勤のための時間を自宅でエクササイズ、ジョギングや散歩することも大切な気分転換、ストレス解消術。
在宅勤務でしか出来ないストレス解消法もある。
例えば、「殴る」「蹴る」「叫ぶ」。
下のリンク記事『外出自粛要請 在宅勤務のストレス解消・癒し・気分転換グッス おすすめ5選』も読んでみて。
仕事後のプライベートな予定を入れる
仕事終わりの予定がないと、ダラダラと仕事をしてしまいしがち。
在宅勤務でも、毎晩なにかしらの予定をいれる。
「お楽しみ」を設定して、それまでの時間は仕事に集中する。
外出自粛の期間は「良い機会」と思って、見逃したドラマや映画、海外ドラマにハマるのもあり。
ただし、夜更かしし過ぎて次の朝に寝坊は厳禁。
まとめ
在宅勤務中はサボりたくなる誘惑が多い。
仕事のパフォーマンスを維持する無理のない自己管理方法は上に紹介した様に
- 規則正しい時間割
- 朝の行動の習慣化
- 仕事に集中できる環境づくり
- 気分転換
- 仕事後のプライベートな予定をいれる こと。
在宅勤務の機会をいかに効率的に、有効につかえるか是非試してほしい。
~文末~