スマホ決済の台頭により現金はおろかクレジットカードも持たず、普段は財布を持たない人もいると思う。
しかし、国によっては未だスマホ決済が普及していなかったり、また停電や機材故障によって支払いが出来ない、旅行の移動中にスマホの充電が出来ないということも起こりうる。
海外でも使えるスマホ決済には
Apple Pay, Google Pay, Visa payWave, Alipay, WeChat Pay
などがありますね。
やはり海外に行く時には現地通貨の現金を持っておいた方が安心。
両替した紙幣と硬貨をポケットに突っ込んでいたり、支払いの時に銀行の封筒やZiploc等の袋からゴソゴソするのも無粋なもの。防犯上もあまり好ましくない。
ビジネスマンとしては、スマートに振舞いたい。
ホテルやレストラン、ショッピングの支払いはクレジットカードやデビットカードで行うシーンが多いことから、カード類もスマートに扱いたい。
普段使っている財布に日本円とカード類、滞在国の通貨を一緒にしている人もいると思うが、紙幣はまだしも硬貨となると混在してしまうと、見分けつけられずに支払い時に大変。
そこで、海外出張・旅行を年間に10回以上、毎年5か国以上(最高で1年に11か国)する六兵衛おすすめの使い方を紹介する。
財布についてのコンセプト
- 普段使いでは、紙幣&カード類(長財布)と硬貨(小銭入れ)は分けて持つ。
- 帰宅時に硬貨だけ貯金箱に収めて、宵越しで持ち越すことは無い。
- 海外出張・旅行では、普段使いとは別の財布を持つ。
- 帰国時は領収書の整理をして、財布を殻にする。
- 通貨毎に銀行の封筒やZiplocなどで整理・保管し、次の訪問の為に整頓する。
- 頻繁に行く国がある場合、その国で使う専用の財布を持つ。
- 通貨と共に運転免許証や会員証など、その国でしか使えないものを入れたまま。
自宅にはいろんな貨幣が入った封筒が十数か国分あります。
中には既に流通していない旧貨幣もちらほら…。
六兵衛の財布
3つとも年季が入っていますね。
気に入ったものをながく使っています。
右の二つ折り財布はもう20年くらいかな?
- (左)普段使い 大きめのラウンドファスナー長財布 W 20.0/H 2.0/D 10.0(cm)
- 居住国の紙幣、カード類。プライベートの外出は鞄を持たず、これとスマホだけ。
- このサイズはパスポートを入れてファスナーを閉めることもできる。
例えばこの財布
- (中)日本出張用 かぶせ蓋長財布 W 18.0/H 1.5/D 9.0(cm)
- 少なくとも6回/年で日本に出張するので、日本円紙幣と運転免許証を入れたまま。
- 日本だけで通用するETCカード、会員証やポイントカード類も入れたまま。
- 出張時は別にコインケースも利用している。
例えばこの財布
- (右)海外出張・旅行用 二つ折り財布 W 11.0/H 2.0/D 9.5(cm)
- 常にUSドルを数枚(1$札x10と10$札を数枚)と、滞在国通貨を都度に入れ替える。
- 内側に硬貨用のポケットがあると便利。
- カード類は2~3枚分で十分。
例えばこの財布
海外出張・旅行用財布 おすすめの使い方
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二つ折り財布を使う理由
普段使いと日本出張には長財布を利用しているのに、海外出張・旅行時には二つ折り財布を愛用している理由は次の様なことが挙げられる。
- 旅行時の荷物・携帯品は出来るだけコンパクトなものにする。
- 現地用の財布にいれるカード類は少ない。クレジットカードもメインとサブの2枚程度。
- 現地の治安や普段と異なる環境からスリや強盗のリスクもあるので、必要以上の現金を財布に入れて携帯しない為、財布は小さな容量でよい。
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現地通貨に加えてUSドルを入れておく
50ドル~100ドルくらい、出来れば 1$札x10と10$札を数枚にくずして入れておく。
国によってはVisa on Arrival(到着査証)や各種届出、手続きの際に現地通貨で支払うよりもUSドル支払いの方がお手頃価格と計算できることがある。
何もなければ使わない前提のお金なので、万が一にも両替した現金が不足する場合に緊急対応として、現地通貨への両替をする原資になる。
日本円から現地通貨への両替もほとんどの街で出来るが、極まれに日本円を取り扱わない両替所もある。USドルを取り扱わない両替所は無い。
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出張・旅行先で普段使いの財布はどうするか
旅先で普段使いと別の現地用財布を持つ理由には、お金の支払いをスマートにするだけでは無く、防犯とリスクヘッジの意味がある。
現地の治安や普段と異なる環境から注意が散漫になり、スリや強盗に会うリスクがある。
また財布をレストランやお店に置き忘れたら戻ってくることは無いと思った方が良い。
そんな時に、普段使いの財布に現地のお金も一緒に持ち歩いていたらどうなるだろう。
例えパスポートと帰りの航空券は手元に残っていても帰国後、空港から家までの交通費は無い。
ATMで引き出そうとしても銀行のキャッシュカードまで失くしてしまっていたら…。
六兵衛の場合、普段使いの財布は旅先での外出時には持ち歩かない。
そして、ホテルのセーフティボックスか、スーツケースに入れて鍵をかけることにしている。
勿論、ホテルが絶対に安全とは言えないが、バックパッカーや節約旅行者が泊まる宿などで無い限り、ホテル室内での盗難事件の確率は自動車事故よりも低いだろう。
もしもホテル室内に残した普段使いの財布が盗難にあっても、クレジットカードと現地通貨、そしてUSドルが少しあるので、とりあえずの行動が出来ることでリスクヘッジと考える。
~ 文末 ~
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