海外在住者が日本に出張または一時国する際には、通常の海外旅行や出張とは違う準備がある。家族や友人からのミッションが与えられ、また自分自身が外地で楽しんで生活するためにも、日本において諸々とやることもある。
ここでは、2カ月に1回は日本に出張する六兵衛の持ち物をリストアップしてみる。
洋服や下着、化粧品・グルーミング用品などは季節や日程などによって異なるし、日本ではほとんどなんでも揃うし、24時間営業のコンビニエンスストアも充実しているので省略する。
絶対に必要なもの
① パスポート
言うまでもない忘れられないもの。日本はおろか、当地を出国さえできない。
② 航空券
空港で購入することはできるが、ほとんどの場合は事前に予約してe-チケットを入手。
③ スマートフォンと充電ケーブル
寝る時以外は手放せない。電話、メールチェック、ホテルからUber予約などなど。
保安検査やチェックインの際にスマホのe-チケットを見せるだけで良い空港も増えている。航空会社によっては、紙の搭乗券でなくスマホ画面のQRコードもある。
機内でUSB充電ができる場合には必ず充電しておく。
海外ローミングの申し込みは事前に忘れなく。費用を抑えたい時にはWi-Fi やSIMをレンタル。
④ クレジットカード
たとえ現金を忘れたとしても、空港の両替所、ATMなどで日本円を手に入れられる。
いまだ現金流通主体の日本でも、以前に比べれば利用できないことが減ってきた。
⑤ 日本円の現金
できれば1万円くらいは最低限もっておきたい。キャッシュレス化は進んではきたが、まだまだ。地方のタクシーなどではいまだクレジットカードは利用できず、VISA, MASTERなどのステッカーが貼っていても、それは信販系のタクシーチケットのみ利用できることであったりする。
必ず持っていくもの
⑥ 薄手の上着
季節に関わらず飛行機の機内は冷え込む。備品のブランケット1枚でも寒く感じる時もある。何度か経験したが、ブランケットの数が足りなくて貸してもらえずに凍えそうなこともある。
冬に帰国する際も、預入荷物にコート等を収めて空港間は薄手のパーカーのみ。荷物引き取りのコンベアの前でスースケースを開けて、コートを羽織る。
⑦ コンパクトにたためるエコバッグ
あれをもっていれば!と思った時の代表選手の様なエコバッグ。何でもすぐに買える日本だが、手持ちのカバンに常備したほうがよい。
⑧ 60Lサイズのスーツケース
六兵衛だけではないはず。例え2泊3日の出張でも、日本に行くときだけは大型スーツケースを転がしていく。家族から与えられるミッション「日本の食品を買ってきて」、「日本のお菓子を買ってきて」、「実家に寄ってあれを持って帰ってきて」そして「ネット通販で頼んでおいたから持って帰ってきて」などなど。もちろん、自分自身が買おうと思っている服や靴、趣味のものでも。
スーツケースは大きければ大きい方が良いが、無理して詰め込むと預入荷物の重量オーバーになる。重量オーバー分の追加は思うより高額になるし、そもそも空港までの移動に苦労する。
六兵衛の場合は60Lで30kg以内に済むようにしているが、時々はさらに段ボール箱を一つ運ぶこともある。
家族がAmazonやiHerb、藤巻百貨店、楽天などでネットで購入して宿泊先のホテル宛に配送依頼する場合、予想を超える量や大きさになるときもある。そんな時、自分が日本で買おうと思っていたものをあきらめることもある。
持って行った方が良いもの
⑨ 保険証 or 傷害保険の情報
海外駐在員や日本に住民票を残している場合には健保の保険証などがあると思う。現地採用社員や既に住民票を離票した人も民間の傷害保険などの情報を、もしもの場合に手元に置いておいた方が何かと不安がない。
⑩ 自動車運転免許証
出張時は日本の同僚が運転する、一時帰国時は家族が運転することもあるが、いざと言うときに免許不携帯で捕まるのは避けたい。カード一枚、財布にいれておくこと。
日本の免許が無い、失効しているならば国際免許証は忘れずに。でも有効期間1年しかないので面倒くさいのが国際運転免許証。
⑪ 日本の銀行キャッシュカード
日本の銀行口座があるのであれば、万が一のために財布にいれている。
⑫ 日本の銀行通帳・銀行印
配偶者の指示で通帳の定期的な記帳をしている。大口の金額を必要する時ほか、銀行印が必要となるケースがある。あまり帰国する機会が少ない場合には、持っておく方が良い。
~ 文末 ~
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