グローバルな働き方（海外在住）

「グローバルな働き方」の種類とそれぞれの特徴について、ライフスタイルの階層別に難易度ランキング形式とする。今回は、海外在住・海外駐在・海外移住・海外在留でのグローバルな働き方をする形を並べる。

【生活拠点】海外

【難易度】（高い）A – B – C – D -E（低い）

【必要とされる能力】

【職種としての具体例】

日本に住んで　グルーバルな働き方はこちら

　海外を生活拠点とする

　海外を生活拠点とする　

【難易度A+】フリーランスor企業経営者として多国籍に事業をマネージメント　　　

コミュニケーションスキル　①英語ビジネスレベル +居住国の言語初級以上（+複数の言語）　②文化、習慣、民族性の違いに対する知識、許容性、対処と対策　③文化、習慣、民族性の違いに流されないマネージメント

財務的な体力；居住国生活費、健康保険・傷害保険、教育費（インタナショナルスクール※日本人学校も日本の私学と同等かそれ以上に高額）、日本国内諸経費（両親の介護・仕送り、国内資産の維持、国民年金、国民健康保険）、日本への一時帰国費用、海外出張費用、顧客の支払い遅延等に対応できる資金力　

製造業として、居住国又は日本を含む複数国拠点で生産販売を行うマネージメント。
居住国を含む海外顧客と直接取引を行うエンジニアリング、プログラミングなど技術的なサービスプロバイダー。

【難易度B＋】外資系・多国籍企業のトップ／シニアマネージメントとして海外在住してグローバル／リージョナル（アジア地域・欧州など）の職責を担う

コミュニケーションスキル　①英語ビジネスレベル +居住国の言語初級以上（+複数の言語） ②文化、習慣、民族性の違いに対する知識、許容性、対処と対策　③文化、習慣、民族性の違いに流されないマネージメント

財務的な体力；居住国生活費、健康保険・傷害保険、教育費（インタナショナルスクール※日本人学校も日本の私学と同等かそれ以上に高額）、日本国内諸経費（両親の介護・仕送り、国内資産の維持、国民年金、国民健康保険）、日本への一時帰国費用。

製造業として、居住国又は日本を含む複数国拠点で生産販売を行うマネージメント。
居住国を含む海外顧客と直接取引を行うエンジニアリングなど技術的なサービス事業のマネージメント。

【難易度C＋】外資系企業の居住国の支社・支店のマネージャー、担当者

【海外で働く】住みたい国で現地採用社員になる

コミュニケーションスキル　①英語ビジネスレベル +居住国の言語初級以上（+複数の言語）　②文化、習慣、民族性の違いに対する知識、許容性、対処と対策　

外資系企業のセールスマネージャー、アプリケーションエンジニア。

【難易度D＋】日本企業の現地法人（海外支店・支社）現地採用マネージャー、担当者

【海外で働く】住みたい国で現地採用社員になる

コミュニケーションスキル　①居住国の言語中級以上＋英語中級以上（+複数の言語）　②文化、習慣、民族性の違いに対する知識、許容性。　

日本企業の現地法人営業担当。
日本企業の現地法人エンジニアとして、居住国を含む現場担当、海外顧客や海外仕入先を担当。

【難易度E＋】日本企業の海外駐在員、海外出向者

【海外転勤・海外出向】前兆～辞令～赴任地での業務稼働まで

【海外転勤・海外出向】赴任地での働き方～楽しみ～本帰国まで

コミュニケーションスキル　①英語初級・英語中級＋居住国の言語初級以上　②文化、習慣、民族性の違いに対する知識、許容性。

財務的な面では、上記に比べて格段に恵まれている。大企業・中企業では一般的に、家賃は会社負担。出向元の日本企業が海外傷害保険を従業員（家族帯同の場合は、家族全員分）を契約し、また、キュッシュレス特約付帯により、通院・入院時に立替払いの必要も無いパッケージを駐在員及びその家族に与えている。子弟の学費、通学費等も会社負担。厚生年金、401K等も継続して会社負担。出向元の健康保険制度が維持される為、一時帰国の際に日本国内で治療・通院・入院の際も、日本で働いていた時と同じ。一時帰国の頻度は会社によって異なるが、一般的には1回／年の飛行機代が会社負担。